漢字が覚えられない原因と、今日から家庭で試せる3つのアプローチ
漢字を覚えるのが難しくなる主な原因
漢字の学習でつまずく場合、単に練習量が足りないわけではないことがあります。 原因の一つとして、漢字を複雑な「図形」のように捉えてしまい、線の位置や長さを把握しづらい状態が考えられます。 また、漢字の意味を知らないまま字形だけを暗記しようとしていたり、手だけを動かして作業になっていたりすることも少なくありません。
アプローチ1:漢字をパーツに分けて形をとらえる
複雑に見える漢字も、いくつかの基本パーツ(部首や簡単な漢字)の組み合わせで成り立っています。 例えば「語」という字であれば、「言・五・口」に分けて捉える方法が効果的です。
お子さんと一緒に「この漢字の中にはどんな知っている漢字が隠れているかな」と探してみるのがおすすめです。 パーツごとに分解して名前をつけることで、頭の中で形を整理しやすくなります。
アプローチ2:言葉の意味や使う場面とセットで覚える
漢字一文字の形だけを覚えようとすると、記憶に残りにくい傾向があります。 漢字は言葉を表す文字であるため、意味や前後の文脈と結びつけることが大切です。
新しい漢字を練習する際は、熟語や短い例文の形で書くようにします。 例えば「線」を覚えるなら、「直線」「新幹線」など、お子さんが知っている言葉と関連づけて練習すると定着しやすくなります。
アプローチ3:書く回数を減らし「思い出す練習」をする
同じ漢字を何十回も続けて書く方法は、途中で意識が薄れやすくなります。 効率よく記憶を定着させるには、思い出す作業を挟むことが役立ちます。
まずは手本を見て3回ほど丁寧に書いたら、手本を隠して自力で書けるかテストしてみます。 少し時間を置いてからもう一度テストするなど、「忘れた頃に思い出す」機会を作ることが効果的です。
焦らずにお子さんの得意な覚え方を見つける
目で見て覚えるのが得意な子もいれば、声に出して覚えるのが得意な子もいます。 今回紹介した方法を試しながら、お子さんが取り組みやすいやり方を観察してみてください。 すぐに書けるようにならなくても焦らず、小さな進歩を認めていくことが学習を続ける力になります。